今回は、私がよく遊びに行く友人のお店のAさんに、どうやって留学中に英語がペラペラになったか聞いてきました。
彼女は1990年後半から2000年代にニューヨーク(以下、NYC)に、全く英語が話せいないまま留学。
その後、7年の留学期間を終えて日本へ帰国し、ご家族の都合で1年ほど前にNYCへ転勤してこられたそうです。
このお店はNYCのセントラルハーレムという、アフロアメリカンが多く住んでいるエリアにあります。
そのため、お客さんもデリバリーのドライバーもアフリカ系アメリカ人が多く、エボニックという独特の訛った英語を話す人が多いのが特徴です。
1990年代までこの地域は危険なイメージが強かったです。
実際に私が90年代後半にNYCへ観光で行ったときは危険すぎて慣れない旅行者が行けるような場所ではなかったです…
しかしその後、徐々に都市開発が進み、観光客も徐々に多くなっています。
そんな韓国人、ロシア人、フランス人など色んな人が来店するハーレムのクレープ屋さんで、ペラペラと英語を話す明るい日本人女性Aさんに色々と話を聞いてみました!
留学前にノー勉強でも英会話ができるようになった理由
なんと!Aさん、話せないのに大胆にも飲食店のお手伝いをしてました!
こういう積極性がある人はどんな環境でも伸びていくのだなぁと感じながらお話を聞いていました。
では、そんな彼女の実体験の続きは…?
英会話ペラペラのポイント「臆せず徹底的に英会話できる環境を選ぶ」
Aさんのような、いい意味での「ひらき直り」は海外生活では必要です。
海外生活の初めのうちは「上手に話そう!」とか考えると余計に話せなくなるものです。
それに、思っている以上に相手は留学生の英語力など気にしていません。
むしろ、たどたどしい英語でも「一生懸命、伝えようとしてくれている姿勢」は好感を持てます。
Aさんの学ぼうとする姿勢は周囲の人にとって迷惑なものというよりも、とてもいい印象を持てるものだったんだろうなと思いました。
今となっては何不自由なく、ペラペラ話せているように見えるAさん。
でも、留学後も学び直しをしたいと考えているようです。なんででしょうか…
英語が母国語ではない日本人の消えない呪縛
学び直しが必要だと考えるAさんに質問をしてみました。
10年近く海外生活をしており、国際結婚していてほぼ英語漬けの毎日を送っている人であっても、母国語が英語でない日本人にとっては「英語の勉強が必要!」という感情は誰にでもあることです。
そしてAさんから、恥ずかしがらずドンドン喋ることで英会話力が伸びることを教えてもらいました。
また、日本の学校教育だけでは留学中の英会話には役立にたたないこともわかります。
日本では「先生の話を聞く」というスタイルの勉強方法が多いからです。
実際に「英会話をする」という実践的な方法をとっている学校は稀で、読み書きがメインになります。
文法や単語の勉強も重要です。しかし、留学では英語を話せないと生活ができません。
留学前から英会話の練習をしておけば、自分の弱点がわかります。ボキャブラリーが足りないのか?リスニングが弱いのか?など弱点がわかれば、あなたにはどのような事前学習が必要かもわかります。
そのためにも、オンライン英会話や英会話教室を留学前に試すことはとても有効です。英会話を実践してみて身体で練習しておけば、留学中に積極的に発言できる可能性が広がります。
特に、オンライン英会話はネット環境さえあれば好きなときにどこでもできるのでオススメです!
終わりに…
そういえば、このインタビュー後に思い出したことがあります。
私の通っていた語学学校で授業中に発言しない子に対して「Don’t be shy!(恥ずかしがらないで)」って言うのが流行っていました。
ある日の授業中、恥ずかしがって話せない日本人に「Be shy! (恥ずかしがれ)」って間違って言っている韓国人の子がいました… Don’t が抜けてて逆の意味になってるし…
その子はみんなに笑われていたけど、笑い返して全く気にしてないようでした。
そうやって間違いを恐れない人の方が、結局のところ英語力も成長するのです。
ぜひ、これから留学する人も積極的に話して、失敗してもへこたれずに開き直ってドンドン成長して欲しいと思います!