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英会話の苦手な私が留学中に学んだ「英会話力」を楽に伸ばす方法

留学前の私は仕事が忙しく、勉強時間を思うように取ることができませんでした。

「留学してから語学学校で英語の勉強をするから、ノー勉強でもいけるでしょ!」と甘く考えていたのです。

しかし今思えば、私は忙しさを言い訳にして勉強することが辛かったので逃げていただけだったと思います。

そのせいで留学中は授業についていけず、苦しい学校生活を送りました。未だに「日本でもっと勉強していれば、充実した学生生活ができたのに」と後悔します。

私のようにせっかく留学をしても英会話ができずに、思うような結果が出せなかった人は多く存在します。

私の7年間のアメリカ、カナダ留学からわかったことは次のことです。

留学中に英語力を伸ばすにはボキャブラリー、リスニング、スピーキングに的を絞って、事前にしっかりと勉強しておくことが重要だ!

とはいえ、留学前は大体みんなこんな感じです。

あんずさん

バイトで忙しいから勉強を続けることがつらいにゃ〜

あんねこさん

はじめはやる気満々にゃのに、すぐ三日坊主で終わるにゃ…

しかし、諦めてはもったいない!

ちょっとしたコツを掴むことで簡単に勉強を習慣にすることができます。

今回は私が留学中に学んだ英会話力を楽に伸ばす勉強のコツを紹介します。

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留学中の体験談:英会話にはフレーズより英単語が必須だった

留学生活で使う英単語は実に多岐に渡ります。

  • 学校で使われるアカデミックな英単語
  • 学生たちの間で飛び交うスラング(俗語)
  • レストランやスーパーマーケットなど日常で使う英単語

さまざまな英単語を多く知っていると、会話はよりスムーズになります。

私はほとんど勉強しないで留学したため「日本で事前に英単語教材を使って、ボキャブラリーを増やしておけばよかったなぁ…」と後悔しました。

人によっては「留学前に日常英会話でよく使うフレーズだけを覚えていれば、海外生活はなんとかなる!」という人もいます。

確かに、留学で使える英会話のフレーズを覚えることは役立ちます。しかし、単語を知らなければせっかく覚えたフレーズも使いまわせません。

旅行程度の英会話であればそれでもいいでしょう。しかしフレーズの丸暗記だけでは、九官鳥のように同じフレーズを繰り返し話すことしかできず英語力は伸びません。

私は以前、ルームメイトの中国人とこのような会話になり、困ったことがありました。

ルームメイトCan you have a plunger for me?
プランジャー持ってきてもらえる?
わたしWhat’s the plunger?
プランジャーって何?
ルームメイトThat’s for cleaning waste of pipes.
プランジャーってパイプのゴミを綺麗にするやつだよ
わたしW… waste? mmm…
ウ…ウェイスト? ムムム…(Wasteの意味がわからず黙り込む)
ルームメイトIt’s trash!! Pleeeeease!
ゴミのことだよ!! 頼むよー! (キレ気味)

このように、Plungerは日本語でもイメージがつきにくいものです。すぐにはトイレのつまりを解消するラバーカップのことだとわかりませんでした。

また、リスニング能力の乏しい私には彼女のチャイニーズ訛りの英語がよく聴き取れません。

その上、私はTrashがゴミを意味することすら知りませんでした。

私には「ゴミ=Garbage」というボキャブラリーしかなかったのです。

無論、この会話のWasteがゴミ(無駄なもの)を意味することがあるとは知りませんでした。

そのため、ルームメイトはただでさえトイレが詰まって焦っているのに、私との会話でイライラして少し険悪な雰囲気になりました。

このことからも、留学中にボキャブラリーが少ないと苦しむことがわかります。

ボキャブラリーが多いほど英会話は楽になります。文法やフレーズが理解できなかったとしても会話の内容が予測できたり、相手に言いたいことを伝えたりすることができるからです。

英会話をマスターするために英単語学習はとても重要です。単語の勉強にはできる限り時間を使い、日々の習慣にする必要があります。

そこで、日常英会話もままならない私が活用したのは「キクタン」というオーディオ教材でした。

留学前の勉強がつらい? 簡単な英語学習法「キクタン」は楽しい!

私は、朝出かける準備をしながらテクノ音楽を聴く習慣がありました。

そこでテクノ音楽の代わりに、音楽にのせて英単語と和訳が交互に流れる「キクタン」を聞くようにしました。

アルクという会社から出ているキクタンは、リズミカルな音楽で楽しく英単語を覚えることができます。

音楽好きな私は語学学校に行かなくなった今でも、英語力を保つために愛用しています。他の英語オーディオ教材も試しましたが、キクタンが一番わかりやすく好きです。

実は、私は友人からキクタンの本についているCDだけをもらいました。そのため、本の教材は目にしたことがありません。しかしキクタンは、英単語と和訳と交互に聴けるためリスニング能力と単語力を向上するのに役に立ちました。

例えば通学中にキクタンを聞いていると、同じ英単語がクラスで出てきた時に聴き取れるようになっていました。その上、和訳もわかるので文法が聞き取れなくても単語から「何を話しているのか」の予測がつくようになっていました。

しかし、本があった方が英単語のスペルや例文も見れるので「このオーディオの本も欲しいな」と思いながらいつも聴いていました。

海外では、日本の英語教材はなかなか手に入りにくく、ネット注文してもお金がかかります。私はキクタンの本が欲しかったのですが、泣く泣くスマホのアプリを購入して利用していました。

しかし、このキクタンのアプリは意外と効果的でした!

オーディオ教材本と同じ単語が思った以上にでてきたため、「いつも聴いていたこの単語は、こんなスペルだったのね!」と発見するたびに嬉しかったです。

キクタンで英会話力を伸ばすポイントとしては、ただ聞き流すだけでは効果が薄くなります。流れてくる英単語は、一緒に口に出して発音の練習をすることで、会話の時にスラリと言えるようになります。

また、慣れてきたらフレーズを聞いて発音する練習をしてもいいです。キクタンのアプリでは例文も出てくるので、例文でフレーズの発音練習ができて便利でした。

私は朝から、目を覚ますために音楽を聞いて鼻歌を歌う習慣がありました。その私にとって、キクタンで歌いながら英単語を覚えることは、本だけで英単語を勉強するよりずっと楽なのです。

このように楽に勉強を習慣にするコツは、下記のふたつです。

  • 自分の経験にないような「大きな変化」ではなく「小さな変化」から始める
  • すでに持っている習慣に近い行動で英語の勉強を始める(私の場合は音楽を聴くこと)

このことを意識して、自分に合った学習方法を習慣にすることが留学成功の近道になります。

この方法がいい理由は、人間の脳の特性に合っているからです。

留学前、英会話の勉強は「習慣化のコツ」を極めると楽になる

脳科学では「そもそも人間は古い習慣に縛られており、新しい習慣を身につけることが難しい」と云われています。

そう考えると人によっては「子供の頃から勉強が苦手だったし、私には無理では?」と感じる人もいるでしょう。

多くの人は勉強を習慣にする途中段階で、面倒になって三日坊主で終わります。しかし、習慣化はコツがわかれば意外と簡単に行えます。

実は「勉強が面倒だ!」という感覚を麻痺させることで、飽きずに勉強を継続させることができます。

では、脳のメカニズムを簡単に紹介します。

英会話の勉強が三日坊主で終わるのは脳のせい

アメリカにあるデューク大学で行われた習慣に関する研究データによると、「人間の活動の45%は古い習慣に縛られている」ということがわかっています。

そして一般的に、人間の活動の30%は睡眠時間に割り当てられます。すると、新しい活動をできる領域は25%しかありません。

すでに習慣化されている活動睡眠時間新たな活動
45%30%25%

そもそも人間には、日々の生活の中で新しいことを始める時間が、全体の4分の1しか時間がないということです。睡眠時間もあるので、おおよそ1日4~6時間くらいでしょう。

しかし、多くの人はこの時間を有効に使えません。

頭では「留学前だし英会話の勉強をもっとやらなくては!」とわかっていても、新たに勉強の習慣を身につけることは容易ではありません。どんな秀才であっても、みんな同じように最初は三日坊主になりがちです。

例えば、留学前の私を例にすると「すでに習慣化されている活動」は下記のようになります。

すでに習慣化されている活動
平日休日
テクノ音楽聞きながら会社にいく準備
休憩は同僚とランチ
残業してヘトヘトで帰宅してゴロゴロ
疲れているから二度寝
溜まった家事
テレビ見て自宅でゴロゴロ

このようなルーティンで、あっという間に一週間が過ぎていました。

そして「新たな活動」としては、「留学の準備をしよう!」と考えて下記のようなことをしていました。

新たな活動
英会話スクールの見学 インターネットで英語教材のリサーチ
留学先のリサーチ 留学の手続き(語学学校、海外への引っ越し準備など)

このように、結局は留学のリサーチで終わってしまい「英会話の勉強をしよう!」と試していましたが、なかなか継続できませんでした。

英文法のオーディオ教材を購入しても、数回しか聞くことがなく終わることもありました。

当時の私には勉強をする習慣がほとんどなく、オーディオ付きの「中学3年間の英語を10時間で復習する本」すら難しくてできなかったかったのです。

また、英会話スクールの10回券も購入しましたが、1回しか使わずに無駄に終わりました。日々、留学資金を稼ぐために忙しくしていたため、英会話スクールに通うこと自体が面倒くさかったのです。

このようにやる気があっても勉強が三日坊主になる理由は、脳は新しい活動や刺激を好まないため、日頃から慣れている行動に戻ってしまうことが原因です。

私は中卒でダンスの専門学校に通っていたため、勉強する習慣が身についていませんでした。英会話力を伸ばすために何時間も勉強を行うなど不可能でした。

また、留学のためにどんな英語の勉強をするべきかわかりませんでした。そこでまずは、簡単そうな中学の英文法オーディオを聴くことに挑戦しました。

しかし結局は、いつも聞いているテクノ音楽が聞きたくなって戻ってしまいます。私の脳にとって、すでに習慣化されているテクノ音楽はストレスにならないからです。

英会話の勉強は、小さな習慣の変化からスタートすると成功する!

留学中の私の経験からわかったことは、ボキャブラリー、リスニング、スピーキングの能力は留学前に時間をしなければ「身につかない」ということです。この3つを留学前にしっかりと勉強しておけば、留学してから英語で悩むことが少なくなります。

しかし留学前は、留学の準備やリサーチなどやるべきことがおおく勉強が続かなくなることもあります。

そこで諦めず、英語学習に少しずつ取り組むことで、びっくりするような大きな成果を得ることができるようになります。

「留学前の勉強は必須だった」と感じた悲しい体験とそこからの学び

私は留学前の勉強に挫折して事前勉強をほとんどしていなかったため、留学中は人一倍苦労して、英語の勉強をすることになりました。

今思えば、「日本にいても、英語環境に身をおく手段はいくらでもあったのに…」と反省しています。事前に勉強しておくだけで、留学の楽しさが100倍変わると言っても過言ではありません。

私は語学学校の勉強だけでなく、仕事もしていたためあまり勉強をする時間がありませんでした。

そのため、英語の講師には「何しに来たの?」とよく怒られていました。

実際、日本でノー勉強だった私には宿題も英語で出されるため「何が宿題なのか」もわかりません。

よく語学学校の講師から「Give me an assignment!」と言われていましたが、何を言っているのか理解できませんでした。

英語講師Ginkgo, give me an assignment!
ギンコ、宿題出して!
わたしSorry, what is the assignment?
すみません、「アサイントメント」って何ですか?
英語講師I told you guys it’s writing about blah blah blah…
~について書いてって言ったわよ。
わたしReally? I didn’t know that… By the way, what is the assignment?
本当に?知らなかった…(本当は何を言っているのかわかっていない) ところで、アサインメントって何?
英語講師Ginkgo… do you understand what I’m saying?
ギンコ… 私の言ってること分かってる?

私は「宿題=Homework」と思っていたため、「Assignment=宿題」という認識ができなかったのです。

このようにまったく勉強せずに日本を出ると、留学前には想像できないようなことに悩まされます。

  • 相手が何を言っているかわからない
  • わからないから質問しても「質問の答えが何か」がわからない
  • わからないから書いてもらっても、ネイティブの字は読みにくくて余計にわからない
  • そのうち、適当に分かったフリをしてしまう癖がついてしまい、英語力がまったく伸びない

これは多くの留学生が学校や日常生活で悩むことの代表例です。

更に私は、日本で勉強する習慣が身についていないのに「英語の勉強を英語でこなすこと」自体がとても苦痛でした。

知らない単語や文法ばかりで思うように勉強が進まないので、何度も学校をサボりました。学校での勉強はストレスの連続でした。

日本でろくに勉強していなかった私にとって語学学校の勉強は、大きすぎる習慣の変化だったからです。

そんな中、唯一私が楽しんでできた英単語の教材は「キクタン」でした。

音楽好きな私には、音楽を聞くのと同じように英単語の勉強ができたため、楽に続けることができました。

このように自分の習慣を少しだけチェンジする勉強法を選ぶと、ストレスなく勉強を続けることができるようになります。

留学前に日本で事前に勉強する習慣を身につけていれば、語学留学もさらに楽しむことができます。

また、日本で進んで英語環境に身をおくことは、留学してからの言葉の壁を少なくするのに役立ちます。

楽にやれそうなことからでいいので、無料のオンライン英会話を試してみたり、洋画や洋楽などで英語に触れたりするだけでもいいです。日本にいるときから積極的に、日常生活に英語環境を取り入れるようにしましょう。

その中から自分に合った小さな学習法を見つけて、コツコツと英語の勉強を進めていけばいいのです。

小さな勉強習慣は加速して、留学のための英会話力を伸ばす

小さな勉強習慣は大きな成果を生み出し、英語力がグングン伸び始める時が突然おとずれます。

前述のように音楽好きな私は、友人にもらったキクタン(音楽付きの英単語オーディオ教材)で、いつの間にかボキャブラリー、リスニング、スピーキングを同時に学んでいました。

最初はキクタンだけでしたが、いつの間にか英単語教材だけでは物足りなくなり、いろんな英語のオーディオ教材を集めていました。

更に気づけば、料理をしている時やランドリーを待っている時間(アメリカやカナダはLandromatというコインランドリーで洗濯をすることが一般的)にも、英語のオーディオを聴くことが習慣になっていました。

「小さな変化」と「すでにあった習慣に近い方法」から始めたことが功を奏して、勉強の習慣が身についたのです。

そのうち、一度習慣になったものはやらないと気が休まらないようになります。

寝る前の歯磨きが習慣になっている人は、歯磨きをしないと気持ち悪くて眠れません。それと同じように、毎日、英語の勉強をすることが習慣になると勉強せずにはいられなくなります。

始めは音楽付きのキクタンしか聴くことができなかったのですが、いつの間にか、音楽なしの英文法オーディオ教材が聴けるくらいに成長していました。

そして私はこの方法で、TED TALKSの英語のスピーチも聴けるようになっていました。

今では、TED TALKSのスピーチでシャドーウィング(歌の輪唱のよう英語を喋るスピーキングのトレーニング)をすることも習慣にしています。

小さな変化から徐々にステップアップしていくことで、つらい勉強を楽にすることができます。

そして次に、勉強の習慣をストップさせてしまう原因である「脳の疲れ」について説明します。

勉強が習慣にできない原因は脳の疲れ

あなたはこれまでに、新しく身につけようとしていた習慣が「疲れている」などの理由で継続できなくなったことはないでしょうか?

それは、理性を司る脳の前頭葉(おでこあたりにある脳の器官)が疲れていることが原因のひとつです。この部分が正常に動いていないと、人は理性を失い正しい判断ができません。

例えば、「留学前に英会話を習得しよう!」と新たな習慣にチャレンジするとき、日頃見ていたテレビをやめて、英会話の勉強をする習慣を身につけようと努力します。

しかし多くの人は1週間くらいで、「今日は疲れているから、勉強は今度にしよう」などの言い訳をして、テレビを見てゴロゴロし始めます。

これは、前頭葉が疲れから麻痺を起こしているためです。

そして、あっという間に勉強の習慣化に失敗します。

新しい習慣を作るときは、脳の前頭葉(ぜんとうよう)と大脳基底核(だいのうきていかく)を使います。

下表はそれぞれの役割と性質についてまとめたものです。

脳の器官性質役割人の動き
前頭葉理性的行動の監視意識的に行動できる
大脳基底核本能的行動の自動化無意識で行動してしまう

前頭葉は新しい習慣を作るときに重要な役割を果たします。私たちの感情や行動を監視して「意識的にコントロール」するからです。

「朝から起きるのが面倒だな」というネガティブな感情をコントロールして、「頑張って早起きして勉強!」という行動が取れるのは前頭葉が元気だからです。

そして、大脳基底核は新しい習慣を自動的に行えるようサポートします。

毎朝早起きして勉強を続けていると、大脳基底核がサポートして習慣になります。

しかし疲れていると、元の習慣である「早起きしないで、二度寝!」という無意識で行っていた習慣に戻ります。

大脳基底核は本能的な性格なので、楽な古い習慣を優先してしまいます。

とはいえ、留学前は何かと忙しくて疲れがちです。しかし、疲れに打ち勝ち勉強習慣を継続する方法は意外と簡単です。

それは、バカバカしいくらい小さな英語学習を準備しておくことです。

どんな小さなことでもいいので、「習慣を続けること」が継続させるコツになります。実際に試してみると、とても効果がある方法です。

つらい英語の勉強を継続させる驚くほど小さな習慣

小さな習慣とは、「バカバカしいほどに小さすぎてやらない方が損」と思えるものがいいです。その方が継続させやすいです。

私が実際にやっている小さな習慣をいくつか挙げます。

  • 英語のドラマを流す(ちゃんと見なくても良い)
  • 目が覚めたらスマホで1英単語だけ見る
  • 枕元に英単語帳を置いておいて開く

習慣を継続させるコツは、どんな形であれ続けることです。

例えば、私は疲れているとき、英単語を1個覚えることすら面倒に感じます。それならば、英単語の本を一瞬開くだけで「英語の勉強をした!」ということにしています。

またスマートフォンのアラームで起きている人は、スマートフォンに英単語アプリを入れておいてもいいでしょう。起きたらすぐに見れるようにしておけば、朝一に英語の勉強が完了したことになります。

私の場合、無料の英英辞書アプリ「Merriam-Webster(通称ウェブスター)」を使っています。

ネットが繋がっていれば、単語の発音もしてくれます。

このアプリの機能に「Word of The Day(今日の単語)」があります。これはアプリを開かなくても、iPhoneのウィジェットに追加することで簡単に今日の単語学習ができます。

ウィジェットはiPhoneを右にスライドすると出てくるショートカット機能です。

これならば、朝から天気予報を見るついでに英単語を簡単に見ることができます。

私は他にも、下記のような英語の勉強アプリをウィジェットに入れています。

  • オンライン英会話「レアジョブ」の予約アプリ
  • ネット検索でわからない英単語をその場でチェックするLingua.Ly

このようなアプリをいつでもすぐに使えるようにしておいて、忙しいときは「とりあえず、レアジョブの予約アプリ開くだけでもOK!」としています。

それだけでも、勉強するという習慣をストップさせなかったことにしています。

このように英語勉強の初期段階では、「やらないで後悔する方がバカバカしい」と感じるようなものをたくさん準備しておくといいです。小さな行動であっても習慣を止めないことは勉強するモチベーションを保つ上でとても重要です。

その理由は「小さい行動はきっかけになり、さらに行動できるようになる」という特徴があるからです。

小さな勉強習慣を続けると行動力がアップして勉強が楽しくなる

小さな習慣を試してみるとわかることがあります。それは、どんなに小さなチャレンジであっても「目標を達成した」という高揚感から行動力が上がるということです。

私の場合、下記のように英単語学習が進んでいきます。

STEP
起きたらスマートフォンで今日の単語を見る

小さなチャレンジ

STEP
その単語について詳しく読み始める

高揚感がでてくる

STEP
でてきた例文や同意語で、知らない単語をさらに調べる

行動力が上がる

STEP
気づいたら、たくさんの英単語を調べていた

大きな成果に繋がる

このように、気づいたら1時間くらい英単語を調べていることがあります。特に、スマホの英語辞書のアプリは、わからない単語を次から次に見ることができるため便利です。

もちろん、行動が加速しない日もあります。時間がないときや元気がないときは「今日の単語を見るだけ」で終わります。それでも勉強を続けたことになります。

「継続は力なり」というように牛歩でも積み重なれば大きな成果が出ます。洋楽や洋画を流すだけなど、どんな簡単なことでもいいのです。

とにかく続けさえすればいいのです。

また、習慣を継続するコツは頑張りすぎないことです。頑張り屋な人ほど、「昨日は10単語チェックできたのに、今日はアプリを起動しただけで終わった」と落ち込むことがあります。勉強が辛くてもアプリを起動した自分を褒めましょう。

うまくできなかった自分を責めてもいいことはありません。逆に、しっかりと勉強できた時は「自分は天才!」とばかりに褒めちぎることで、よりやる気が出てきます。

どんな形であれチャレンジを続けていれば、それはやがて大きな習慣になり、留学してから英会話に困らないようになるのです。

留学前に英語の勉強を習慣にしておけば、留学中に英会話力を伸ばすことができる!

留学前に英会話を身につけると、海外に行ってから勉強の辛さが半減し楽しむことができます。自分の英会話力が伸びていくことが実感できるからです。留学前は英会話の勉強にたくさんの時間を使いましょう。

忙しくて勉強が辛くても、習慣化のコツを利用すれば楽に勉強ができるようになります。

  • 大きな変化ではなく、小さな変化から始める
  • どんなに疲れていてもできる「バカバカしいくらい小さな習慣」をたくさん準備する

このふたつを意識して自分にあった勉強法を見つけましょう。そして難しく考えず、「毎日楽しんで英会話の勉強を続けること」を優先して考えましょう。

私のように勢いだけで海外生活をスタートすると「もっと事前に英会話の勉強をしておけばよかった」と後悔します。

  • キクタンなどの英単語オーディオ
  • スマホの英語辞書の英語アプリ
  • オンライン英会話

これらは、私が「留学前からたくさんやっておけばよかった」と思える勉強ツールです。実際に、留学中に楽しく勉強を続けるサポーターとなっていました。

英語をしゃべることができれば、外国人の友達もたくさんできたり授業がより理解できたりと学びが多いです。

どうしても忙しくて時間がないのなら、最低限のできることとして「毎日、短時間でも英会話に触れる時間 」を持ちましょう。留学経験者で英語がペラペラな人たちは、口を揃えて「日本でも英会話のできる環境を意識して作っていた」と言います。

英会話は実践して身につけていくものです。英会話のできる環境に身を置けば、自分に何が必要なのかも具体的にわかります。そこをさらに強化すればいいのです。

事前に英会話の勉強を習慣にしておけば、100倍充実した留学生活を送ることができます。ここでお伝えした方法を活用して、より実りある留学体験をしてください。

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